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研修レポート
ドイツ・オーストリア薬局レポート

1週間の短い視察研修であったが、異文化に触れることにより、感性がより豊かになったと思います。
また、ドイツでは、日本以上に医療費抑制策が徹底していて、現実はかなり厳しいものでした。
それにもかかわらず、薬局では夜間受付も厭わず、使命感や倫理観を忘れずに仕事をしていた事が印象に残りました。
患者さんに信頼されているのは、その様な責任ある行動の結果に起因するものと、改めて感じた次第です。
この視察研修で得たものは沢山あります。
それを今後の仕事にいかに生かすかが、私の使命と考えています。 (青木功一)


[日程:2005年5月15日〜5月22日 ]
[行程:ザルツブルグ(オーストリア) ⇒ ベルヒデスガーデン ⇒ ミュンヘン ⇒ バーデンバーデン]

ベルヒデスガーデンの薬局。アルプスに囲まれた景勝地。1日300人の患者さんが訪れる 待合室から見た陳列棚。整然とされていて清潔感にあふれている
薬剤師による、処方せん薬の調剤業務。処方せん薬は患者さんの見えないところに保管 ドイツでは医薬品がパッケージ包装になっており、患者さんにはそのままお渡しする
処方せん。3種類の医薬品しか記入出来ない 薬局にて。血圧測定の他に採血・尿検査なども行われている(有料)
止血用の生きた”ひる”も扱っている ミュンヘン国際薬局の2階。世界各国の医薬品を扱っている。日に600もの照会がある
オーストリアの薬局では皆、上記の看板を掲げている。看板にも風格が漂う 休日夜間受付リスト。輪番制になっている。地方では、週1回のペースで夜開けている
カラカラスパ(温泉療養施設)前にて。記念撮影ドイツでは温泉療法も保険の適用