MESSAGE 代表挨拶

地域に根ざした薬局をめざして
医療の高度化や専門化、医療分業の進展、新薬の開発や医療品情報の増大、そして高齢化社会の急速な進展などにより、薬局そして薬剤師の役割は大きく変化しています。
薬剤師はその専門性を十分に発揮して、調剤や薬歴管理、服薬指導、一般用医薬品の供給などを行うことはもちろん、常に「薬物治療における安全性の確保」「QOLの向上」という結果を求められています。また働くフィールドも、「薬局の中での調剤」から「在宅医療におけるサービスの提供(訪問薬剤管理指導・注射薬の供給など)」へと広がりつつあります。
かみや薬局は現在、栃木県を中心に6店舗を展開しています。「かかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師としての地域医療への貢献」「後輩の育成」を経営理念に掲げ、地域に根ざした薬局をめざしています。「薬局独自の薬歴:POPR(Problem Oriented Pharmaceutical Record)」の導入や「糖尿病患者さまへのクリニカル・パス(Pharmaceutical Passと命名)」の開発など、患者さんの薬物治療における安全性の確保、そしてQOLの向上をめざし、さまざまな取り組みを行っています。また開局時からの目標であった「在宅輸液療法(Home Infusion Therapy:HIT)における注射薬の供給も始めています。
薬剤師の研修にも力を入れ、新人教育研修をはじめ、入社後も臨床薬学研修を行うなど、継続的に薬局そして薬剤師のレベルアップに努めています。そして、その成果を毎年、学会などで積極的に発表しています。
今後もさまざまな業務にチャレンジしながら、地域医療へ貢献して参りたいと考えております。
森 昌平 Masahira Mori
(株) かみや薬局 代表取締役
森 昌平 Masahira Mori