テーマ 「アレルギー アナフィラキシー時の治療と看護」
看護チーム 6名
目標 アナフィラキシーの症状を理解し 患者さんへの早期対応が出来ること
2011
日本におけるアナフィラキシーショックの発生人数
年間5000人~6000人 内 死亡例数 71名(薬物32名)
アレルゲンによる心停止発現までの時間(平均時間)
薬物 約5分 ハチ毒 約15分 食物 約30分
・アレルギーの定義
・アレルギー反応の分類 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ型
・検査と診断
病歴(問診 症状)→検査(好酸球 IgE定量 アレルゲンの同定)→診断
・治療
原因抗原の回避と除去 薬物療法 減感作療法
・アナフィラキシー反応(狭義)
感作されたアレルゲンに再び接触することにより起きるⅠ型アレルギー
抗原とIgE抗体の反応の結果 肥満細胞 好塩基球からヒスタミンが大量に放出されて
起きる
・アナフィラキシー様反応(広義)
IgE抗体を介さず原因物質が直接ケミカルメディエーター(ヒスタミン等の化学伝達
物質)を遊離させることにより起きる
*症状は共通 治療法も基本的に同一
・原因
薬剤 抗生物質 セフトリアキソン クラビット等
解熱鎮痛剤 ボルタレン ロキソニン等
造影剤 イオヘキソール
ワクチン インフルエンザHA 子宮頸ガンワクチン
ハチ毒 ヘビ毒
食物 そば 魚介類 卵 牛乳 ピーナッツ等
血液成分
運動
化学合成物質(ラテックス)
・アナフィラキシー発現時の対応(看護)
早期発見と早期対応
観察が重要
口腔のしびれ 全身蕁麻疹 顔面発赤 顔面浮腫 呼吸困難感
・エピペンについて
ハチ刺傷 食物 薬物アレルギーなどによるアナフィラキシーショックに対する
緊急補助治療薬
成分 アドレナリン(エピネフリン)
種類 2種類
0.15mg 15kg以上30kg未満
0.3 mg 30kg以上
使用上の注意
・アナフィラキシーの徴候を感じた時に、速やかに注射する
・本人もしくは本人が未成年である場合などは、説明済みの保護者により使用してもよい
または必要に応じて救急救命士 保育士 教職員の使用が可能である
・ふともも前外側の筋肉に注射
・緊急時は衣服の上から注射してもよい
・エピペンは1回のみで、たとえ注射液が残っていても使用してはいけない
・自宅では、手の届くところに置く。外出時には携帯する
・保管は室温(15℃~30℃)
・使用後は必ず医療機関へ受診する
・使用期限に注意する 現在の薬剤使用期間 約1年半
・副作用
動悸 頭痛 めまい 振戦 過敏症状 吐き気 嘔吐 熱感 発汗
*練習用エピペントレーナーで実際に手技を行った
・実際の症例検討 2例
38才 男性 薬物アレルギーによる アナフィラキシー
48才 女性 食物による アナフィラキシー
*具体的な内容は省略
昨年12月調布市で乳製品アレルギーの女児が、チーズ入りチヂミを食べて急死してしまう
事故がありました。この女児は、エピペンを持参したにも関わらず対応が遅れて、息を引き取
ってしまいました。
かみや薬局では、半年に1回、全患者さんのアレルギー歴を確認更新をしています。アナフ
ラキシーショックも身近で起きている事を学びました。患者さんの訴え 症状を見逃さず、よ
り真剣に業務に取り組まなければならないと感じました。
参加者 Dr4名 看護師6名 薬剤師6名 施設責任者1名 その他医療従事者6名